2024.02.14
スポット
春から秋にかけて多くの方々が訪れる相川地区の北沢浮遊選鉱場。
恐らく浮かんでくるのは緑が生い茂り、青々とした北沢浮遊選鉱場ではないでしょうか?
そんな北沢浮遊選鉱場ですが、冬にはこんな景色になることも!
雪とつららに覆われた北沢浮遊選鉱場はめったに見ることができないので、このシーンに出くわしたらラッキーかもしれませんね☺
巨大な選鉱場と奥にある50mものシックナー(濃縮器)は、日中戦争開戦後の国策による増産の一環として、1937年から1940年にかけて建設されたとのこと。
設備には当時の世界最新技術が採用されていたというからすごい。
もともと銅の生産工程で使われていた浮遊法を金銀の抽出に応用し、日本で初めて実用化に成功したんだとか。
この最先端技術の導入により、生産量は月産5万トン以上と大幅にアップ↑↑
第二次世界大戦後の鉱山縮小に伴い、この施設は閉鎖され、敷地の一部にプールやゴルフ練習場が建設されたというから興味深いです。
佐渡に流れてきたドイツ人です。胃袋を掴まれる時は一番幸せです。