しまだより

2023.01.05
ライフ

大雪による災害こそ 地元の力が試されるとき

# 冬 # 雪
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佐渡でも12月には雪が降りはじめますが、新潟と比べても積雪量が少なくて、

温暖化の影響もあって最近は冬を通してあまり積もらなくなりました。

ただ、今年は例年にない寒波の到来で、12月下旬に大雪が降りました。

私の住む羽茂大崎地域は、大湯の影響で倒木が多数発生、天候の不順も続いて復旧が遅れ、

停電が10日続くというこれまでにないことになりました。私も10日間、隣町に避難をしていました。






寒い冬の時期に電気がないととても不便ですが、むかしの暮らしはこんな感じだったよと、

地元の方々は意外に落ち着いておられました。

停電に加えて水道も止まった地域までありましたが、都会のように便利な場所ではない反面、

普段から不便やトラブルには慣れているので、電気がないなら早く寝てしまおうと、

不便な生活の中で楽しみを見つけようとする余裕さえ地元の方々から感じました。



さいわい、けが人や病人もなく、これが都会だったら大災害になっていたでしょう。

困った時こそ助け合い、苦労を笑ってやり過ごす術を、佐渡の山間部の人たちは身につけているようです。

 

停電は10日経ってようやく復旧。電気工事のため、新潟県外の東北から救援に来られた作業員の方々も

多くおられたそうです。倒木の撤去もまだまだ手付かずですが、地元の方々は日常を取り戻しつつ

あります。

いろいろありましたが、みんな無事でよかったねと、普段通りのお正月になることを私も心から

願っています。


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佐渡の山奥でコーヒー焙煎所オケサドコーヒーをやっています。焙煎所お隣の里山カフェ山里で週末にコーヒーを淹れています。

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