しまだより

2022.11.09
エンタメ

人と神とのあいだにいるもの 佐渡は妖怪の島

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佐渡各地にはたくさんの祭りがあり、鬼太鼓や獅子舞など、さまざまな祭り衣装があります。

中には民俗学的に貴重な装束や衣装もあります。

フランスの写真家シャルル・フレジェさんが日本全国の祭り衣装を撮影した写真集

YOKAI NO SHIMA」で表紙を飾っているのが、佐渡・小木地区の小獅子舞の衣装です。

 

2015年に佐渡で撮影された際、私・澤村は撮影チームの佐渡での受け入れ窓口として、

撮影する集落の選定や撮影手配などで協力をさせていただきました。

島内数カ所で祭り衣装の撮影が行われ、私の住む羽茂地域でも飯岡地区と寺田地区で撮影が

行われました。




佐渡をはじめとする全国で撮影された「YOKAI NO SHIMA」は大きな反響を呼び、

東京の銀座にあるエルメス本店のギャラリーで写真展も開催されました。

会場入り口に佐渡・羽茂地域のつぶろさしの大きな写真が掲げられているのは、なかなかの圧巻です。

その後、北米やフランスでも写真展が開催されました。

 

ちなみに写真集のタイトルにもなった「YOKAI NO SHIMA」は、フレジェさんが水木しげるの漫画などに興味を持ち、人と神のあいだにいる存在=妖怪のようなものとして、祭り衣装に身を包んだ姿をなぞらえたものだそうです。

写真集は全国書店などで販売されていますので、是非手にとって観てください。

 

シャルル・フレジェ『YOKAI NO SHIMA』青幻舎 (2016)

 

【GINZA MAISON HERMÈS Le Forum YÔKAÏNOSHIMA」 シャルル・フレジェ展】

https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/160219/


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佐渡の山奥でコーヒー焙煎所オケサドコーヒーをやっています。焙煎所お隣の里山カフェ山里で週末にコーヒーを淹れています。

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