佐渡市原黒地区。

少し高台のところに諏訪神社があります。

緑に囲まれて風が心地よく、素敵なところでした。

神社の隣には、椎崎諏訪神社能舞台があり昼間は閉じられていますが、

薪能が行われる日は、また違った雰囲気となります。

能は古くから歴史ある日本の伝統芸能です。

佐渡に能が広まったのは江戸時代。

初代佐渡奉行の大久保長安が能文化を広めたと言われています。

今では、様々な団体が能に親しむ活動を行ったり、学校教育の総合学習として、能文化を学び体験して、さまざまな形で伝統が大切に受け継がれています。

5月より椎崎諏訪神社では「天領佐渡両津薪能」が開催されています。

7月、9月、10月と月に一度の公演です。

幽玄の世界。

ぜひ、薪能をご体験ください。きっとその風情に魅了されるでしょう。