しまだより

2022.02.25
おでかけ

静かな場所をひとりじめ 隠れた穴場・素浜海岸

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佐渡は島なので、当然ですが周囲は外洋に囲まれています。

大規模な工場がないので、海の水はとても透明度が高く、泳いでいる魚を目にすることもしばしば。

あまり知られていませんが、水の透明度が高い日本の海水浴場ベスト25に佐渡から4箇所も選ばれています。

 

素浜海岸は、南北4kmにわたって砂浜が広がる、海水浴ができる佐渡最大の海岸です。

南は小木地域、北は羽茂地域にまたがっていて、南端の小木地区の海岸には、設備が整った海水浴場やキャンプ場、宿泊施設もあります。

私がよく行くのは、北側の羽茂地区の海岸です。

ひと気が少なく静かで、のんびりするには最高の場所。

ふだん山奥に住んでいるので、ときどき気分転換にやって来て、波の音に耳を傾けます。

山奥から10分もドライブすれば海に行けるのが、小さな島の良いところです。

 




素浜海岸では、夕方には日本海に沈む夕日が、夜は満天の星空が見えます。

1500万年前に形成された地層が、砂浜の間から顔を出しています。

外国からの漂着物もあり、流れ着いた貝や流木、木の実や漂着物を見つけるビーチコーミングも

楽しめます。数年前には、クジラが流れ着いたことも。

そういえば、佐渡に向かうフェリー上では、ときどきイルカを見かけるそうです。

私はまだ見たことがないですが…

 

ちなみに、素浜は「そばま」と読みますが、地元では「そはま」「すはま」「そっはま」など、

いろんな呼び方で呼ばれています。佐渡では小さな地域ごとに言葉や文化が違うことも多いです。

 

素浜海岸には新しい観光施設などがないため、観光客も地元の人もあまり足を運びません。

海岸を見渡す限り自分一人だけ…ということがほとんどですが、小木や羽茂から車で10分ほどと近く、隠れた穴場です。

せっかく佐渡へ来られたら、ぜひ「何もしない贅沢さ」を味わってみてください。




【素浜海岸/素浜海水浴場】

952-0602 新潟県佐渡市小比叡399-3(素浜海水浴場)

佐渡西側を南北に走る国道350号線から、海岸へ向かう道路の案内(複数あり)があります。

海水浴場施設は夏季(7・8月)のみ運営。


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佐渡の山奥でコーヒー焙煎所オケサドコーヒーをやっています。焙煎所お隣の里山カフェ山里で週末にコーヒーを淹れています。

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