さどっさりストーリー

農場カマンベール 雪の花みそ漬け

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佐渡島内で牛乳を中心とした乳製品を製造・販売している佐渡乳業。島内の契約農家で育てられている乳牛から絞った新鮮な生乳を使い牛乳やチーズ、バターなどを製造しています。

『農場カマンベール 雪の花みそ漬け』は、搾りたての佐渡産牛乳で作ったカマンベールを上越市・杉田味噌醸造場の『雪の花みそ』に漬け込んだもの。こちらは2019年に行われた第12回ALL JAPANナチュラルチーズコンテストで金賞を受賞した商品です。現在はカマンベールに加え、モッツァレラ、ゴーダがラインナップに加わり、同社の人気シリーズになっています。


「3種のチーズのうち、一番扱いが難しそうだったのがカマンベールでした。なので、まずは難しいものからトライしようということになり、うちのカマンベールに合う味噌を探すところからスタートしました」。この商品の製造を担当しているのが佐渡乳業の後藤美佐子さんです。

数年前から、自社で作っているチーズを活かして、何か和食の要素を加えた新しい商品を作りたいという構想があったのだそうです。いろいろな食材をかけ合わせ試行錯誤をしているなかで、上越市の杉田味噌醸造場との出会いがありました。



「大前提として佐渡で作っているチーズですから、佐渡のみなさんに愛される味でなければならない。チーズは漬物と同じだと、私は思っています。うちのカマンベールは、若い方から年配の方までどんな世代の方も食べやすい味に仕上げています。それに杉田味噌醸造場さんの味噌を合わせることで、互いのおいしさが際立ちましたし絶妙な味に仕上がったと思っています」(後藤さん)。



おいしいチーズ作りには生乳の鮮度が大きくかかわります。工場からほど近い農場から、毎日届く新鮮な生乳のおいしさを最大限に引き出すことを大切にしながら、後藤さんをはじめとしたスタッフのみなさんが手間暇をかけて作っています。



こうして作られたカマンベールは白カビのほろ苦さとクリーミーな味わいが特徴。ここに杉田味噌醸造場特製の少し甘めのたまり味噌を、まんべんなく纏わせて数日間漬け込んで完成します。

「購入をいただいてからも、開封しない限り熟成は進んでいきます。なので、購入してからすぐに食べるのと、賞味期限に近い段階になってから開封して食べるのとでは、味が違ってくるのです。製造後、間もない頃はフレッシュな味わいですし、漬け込んだ期間が長いと濃厚な味わいになります。それもこの商品の楽しみ方としてとらえていただけたらうれしいですし、できれば2~3個お買い上げいただき、期間を空けて食べ比べてもらえたら、これ以上なく嬉しいです(笑)」(後藤さん)。



ワインや日本酒など、お好きなお酒のおつまみとして、そのまま味わうのが一番。カマンベールのコクや牛乳の香り、そして味噌のうまみが一体となり、お酒との見事なマリアージュを見せてくれます。また、後藤さんいわく、焼いてみるのもおすすめなのだそう。味噌の香りがさらに引き立ち、おいしくいただけるそうです。



「佐渡で元気に育った牛さんたちからの恵みを大事にして、私たちも佐渡で一生懸命ナチュラルチーズを作っています。この『農場カマンベール 雪の花みそ漬け』も、みなさまの日々の食卓に、もっともっとチーズを取り入れてもらうきっかけを作りたい――そんな思いがあります。なので、どんどんアレンジして、みなさまそれぞれの食べ方、楽しみ方を発見していただきたいです。それは私たち作り手にとって何よりうれしいことですし、これからも島からおいしいチーズを、みなさまにお届けしたいと思います」(後藤さん)。

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