さどっさりストーリー

ラムアンシャンテ

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佐渡島のなかでも温暖な地域である佐渡市徳和。羽茂地区と並び、おけさ柿の産地としても有名です。この地で柿をはじめとした農産加工品を製造・販売しているのが西井昌夫さん、和枝さん夫妻が代表を務めるfarmEASE(ファーム・イーズ)です。

「実は『ラムアンシャンテ』は失敗から生まれた商品なのです(笑)。佐渡に来て、干柿のおいしさに感動したので、早速作ってみようと思いトライしたんですけれど、きれいに粉がふかず、ただ固いだけの干柿になって出荷できなくなってしまったんです。ですが、だからと言って大切に育ててきた柿の実を捨てるのは忍びなくて」(和枝さん)。



そこで西井さんたちはカチカチになった干柿に水分を与えることで柔らかさを復活させることを思い付きました。日本酒、ワインにカシスリキュール。あらゆるものを試したなかでダントツにおいしくて周囲からも評判がよかったのがラム酒だったのです。



「干柿をラム酒に漬けてみたら味も香りも最高においしくて。これなら商品にできるということになって、それから漬け方や時間などを試行錯誤を繰り返して『ラムアンシャンテ』が完成したんです。もちろん、漬ける工程は企業秘密です(笑)」(昌夫さん)。

2013年に『干柿のラム酒漬け』という商品名で販売を開始しました。次第に人気が出てきて、商品名を『ラムアンシャンテ』に変更。佐渡の金銀山の世界遺産国内推薦の機運も高まりに伴い、中国を中心とした海外からの観光客が増加してきたこともあり、商品パッケージカラーを現在のような金色にしました。



ラム酒で漬け込むことで芳醇な香りが生まれ、柿本来のうまみと甘みをさらに強調しています。ティータイムやお酒のおともにそのまま食べるのはもちろんおいしいですが、食材としても優秀。クラッカーの上にクリームチーズとともに乗せるだけで、洒落た前菜に。ワインとともに口に運ぶと幸せな瞬間が訪れます。

「購入していただいた方たちが、いろんな食べ方をしてくれているのがうれしいんです。パンにサンドしてみましたとか、生地に入れてパウンドケーキを焼いたよという感想が届くと何よりうれしいですね。そういう意味で、まだまだいろんな組み合わせ方や食べ方ができると思うので、いろんな方法で味わってみてほしいです」(和枝さん)。



農業従事者の減少や高齢化が進む佐渡。そんな中でありながらfarmEASEは2019年から、柿園地や加工場の規模を大きく拡大しました。新たなる雇用も生み出し、繁忙期は10数名の体制で柿の栽培から加工品製造を行っています。佐渡ならではの気候のなかで、西井さんたちが丁寧に育てたおけさ柿を使い、アイデアを絞って生み出した『ラムアンシャンテ』がさらに多くの人たちに広まっていくことが、佐渡の地域活性につながっていくのです。

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