さどっさりストーリー

かきリン

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farmEASE(ファーム・イーズ)

佐渡島のなかでも温暖な地域である佐渡市徳和。羽茂地区と並び、おけさ柿の産地としても有名です。この地で柿の栽培を手掛け、農産加工品を製造・販売しているのが西井昌夫さん、和枝さん夫妻が代表を務めるfarmEASE(ファーム・イーズ)です。

「農業をやるつもりはなかったんです」と笑いながら話す和枝さん。昌夫さんは兵庫県、和枝さんは東京都の出身。2007年に初めて佐渡島を訪れ、島のあらゆるものに感動し、2009年に移住しました。その後、島の農家の方と知り合ったことをきっかけに、農業にチャンレンジすることを決意。柿の栽培を始めました。



「驚いたのは、傷ものや形がよくないものなど、廃棄されてしまう柿があまりに多いことでした」(和枝さん)。

今でこそ“フードロス”という言葉が当たり前になってきましたが、西井さんかたちは当時から、捨てられてしまう柿がもったいないという気持ちがありました。

「何かいい方法はないか? 丸ごとでなくてもカットして干柿にしたら食べやすいかも」。こんな発想から誕生したのが島内初となったカット干柿の『かきリン』です。



干柿のような硬さはなく、何より自然な甘みが特徴です。無添加でビタミンが豊富ですから、子どものおやつとして最適ですし、お酒のおつまみにしてもおいしいです。今ではすっかり佐渡に訪れた観光客の佐渡みやげの定番になっています。

丸ごとではなく、カットして干す――もしかしたらこのアイデアは、島外から移住された西井さんご夫妻だからこそ気づけた視点であり加工方法なのかも知れません。食べやすくカットする作業はスタッフみんなでの手作業。その後、特殊な除湿乾燥という方法で、時間をかけて柿を乾燥させることで、鮮やかで自然な柿のオレンジ色をそのままにすることができるのです。

「うちの強みは完熟した柿を収穫し、すぐに加工ができるところです。だから甘みも強いですし、柿本来の味と色をそのままお届けすることができるんです」(昌夫さん)。



除草剤を使わず年に何度も柿の木の周囲の草刈りをし、有機肥料を使って柿の実の成長を促します。秋の収穫期に至るまで、柿農家のさまざまな苦労と努力があって実を付けます。柿はビタミンCが豊富で非常に栄養価が高いフルーツ。『かきリン』はまさに、佐渡の大地からの恵みをそのままパッケージした商品と言えます。



「もちろん、そのまま食べていただくのが一番です。ですが、わたしはマヨネーズを少しだけかけて、お酒のお供として食べるのが好きなんです。お酒好きの方はぜひ試してみてください(笑)」(昌夫さん)。

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